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結婚相談所の開業、失敗しやすい点を先に確認

執筆: マリッジワークス 運営者

結婚相談所の開業について調べていると、「失敗」や「廃業」という言葉が目に入って、不安になった方は多いはずです。

不安の正体を先に言ってしまうと、失敗につながりやすいのは、特別な出来事ではありません。お金と集客の見通しを立てないまま開業してしまうことです。どちらも開業前に確認できることなので、この記事では確認の仕方を順番にお話しします。

何がいちばん失敗につながりやすいのか?

収入の見通しを立てないまま始めてしまうことです。

相談所の収入は、入会金や月会費、成婚料といった会員さんの数に連動するものがほとんどです。ところが、開業した日から会員さんがいるわけではありません。最初のひとりに入会してもらうまでにも、時間がかかります。

つまり、開業してからしばらくは「出ていくお金だけがある」期間が続きます。この期間をどれくらい見込み、そのあいだの支払いを何でまかなうか。ここが曖昧なままだと、収入が育つ前に息切れしやすくなります。

逆に言えば、見通しを先に立てておけば、会員さんが増えるのがゆっくりでも慌てずに済みます。開業前の確認は、ここが出発点です。

お金は、どこを確認しておけばいい?

最初に払うお金よりも、毎月出ていくお金を先に書き出すことをおすすめします。

連盟への加盟金のような最初に払うお金は、金額がはっきりしていて、見落とすことがあまりありません。見通しを狂わせやすいのは、毎月のほうです。たとえば、次のようなものがあります。

  • 連盟に毎月払うお金
  • 面談やお見合いに使う場所にかかるお金
  • 広告や紹介など、知ってもらうためにかけるお金
  • 会員さんの人数に合わせて増えるお金

金額は、加盟する連盟や進め方によって変わります。だからこそ、検討している連盟の公式な資料で確かめておきたいところです。見るのは、最初に一度だけ払うお金、毎月払うお金、会員さんが増えるのに合わせて増えるお金の三つです。

この三つが分かれば、「会員さんがいないあいだ、毎月いくら出ていくのか」が計算できます。その支払いを何か月続けられるかが、開業計画の土台になります。なお、ホームページにかけるお金の考え方は、結婚相談所のホームページ制作費用の考え方にまとめています。

集客のつまずきは、開業前に防げるのか?

すべては防げません。ただ、「開業すれば入会したい方が来てくれる」という前提を手放しておくことが、つまずきを小さくする第一歩になります。

開業の準備では、連盟への加盟や活動場所など、形のあるものに目が向きがちです。一方で「どうやって知ってもらうか」は、形がないぶん後回しになりやすい準備です。

けれど、入会を考えている方から見ると、知らない相談所は選びようがありません。紹介をお願いできる知人はいるか。ホームページで見つけてもらえるか。知ってもらう手段をどれかひとつ、開業前に決めておきましょう。

ホームページやLINEをどの順番でそろえるかは、結婚相談所の開業、ITの優先順位はこう考えるにまとめています。ここでは「開業してから考えるのではなく、開業前に決めておく」ということだけ、覚えておいてください。

開業前に、何を書き出しておけばいい?

用意するのは紙一枚で十分です。次の三点を書き出してみてください。

  • 毎月出ていくお金と、収入が少なくても支払いを続けられる期間
  • 最初の会員さんに知ってもらう手段
  • どうなったら計画を見直すか、という区切り

最後の「区切り」は、たとえば「この時期までに入会がなければ、やり方を変える」といった自分との約束です。先に決めておくと、うまくいかないときに、ずるずる続けるか急にやめるかの二択にならずに済みます。

すぐに全部は埋まらないかもしれませんが、それで大丈夫です。埋まらなかった項目は、開業前に調べておくべきことが見つかったということだからです。書き出したものは、開業後に迷ったときの物差しにもなります。

失敗しやすい点の多くは、開業してから分かるものではなく、開業前に確認できるものです。まずは、毎月出ていくお金の書き出しから始めてみましょう。

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