結婚相談所のLINE公式アカウント活用、最初の一歩
執筆: マリッジワークス 運営者
「ホームページの次はLINE」と聞いても、相談所に公式アカウントがなぜ要るのか、ピンと来ない運営者の方もいらっしゃると思います。
ひとことで言えば、LINEの窓口が受け持つのは「問い合わせの手前」です。用意するものは、友だち追加の入り口と、よくある質問への自動応答の二つだけ。どちらもお金をかけずに始められます。
ふだんのLINEと、公式アカウントは何が違う?
LINE公式アカウントとは、ふだんのLINEとは別に持てる、お店や事業のための窓口のことです。
会員さんとのやり取りに、ふだんのLINEを使っている方も多いと思います。公式アカウントはそれとは別のもので、相談所の名前で開設する受付窓口です。
個人の連絡先を知らせなくても、入会を検討している方とつながれます。あいさつの一通や、よくある質問への返事を自動で届けられるところも、ふだんのLINEにはない点です。
LINE公式アカウントがあると、相談所の運営はどう変わる?
いちばんの変化は、「今すぐ問い合わせるほどではない」方とのつながりが生まれることです。
問い合わせフォームや電話は、思いのほか重い一歩になりがちです。名乗って、文章を整えて、送る。その途中で「もう少し考えてからにしよう」と手が止まってしまうことがあります。
LINEなら、名前や連絡先を書き込まなくても、「入会前に、相談だけでもできますか?」と一言だけ送れます。
もうひとつの変化は、つながりが残ることです。ホームページは、読み終えて閉じられたら、そこでいったん途切れます。友だち追加をしてもらえていれば、その先も接点が続きます。入会を迷っている方へ、無料相談のお知らせをこちらから届けることもできます。
そして、日々の連絡そのものも軽くなります。まずは、よくある質問への返事を自動にするところから。慣れてきたら、面談の予約受付や、お見合い前日のリマインドまで任せることもできます。
お金をかけずに、どこまでできる?
開設は無料です。自動応答と、ひとりひとりとのやり取りは、回数を気にせず使えます。
無料のプランが用意されていて、個人で相談所を営んでいる方でも、その日のうちに開設できます。
気を付けることは、ひとつだけです。友だち全員へ一斉にお知らせを送る「配信」には、上限があります。無料のプランでは、月に200通までです。ただ、質問への自動の返事や、トークでの個別のやり取りは、この数に入りません。何往復しても無料です。
配信をあまり使わないうちは、無料の範囲で十分始められます。くわしい料金は変わることがあるため、LINE公式アカウントの料金プラン(LINEヤフー公式)で最新の内容を確かめてみてください。
友だち追加の入り口は、どこに置けばいい?
まずはホームページにひとつ、で十分です。
ホームページを見て「良さそうだな」と感じた方が、その気持ちのまま一歩を踏み出せる場所だからです。目立つところに、「LINEで気軽にご質問ください」というボタンや案内をひとつ置いておきましょう。
名刺やチラシに、スマホで読み取ってもらうQRコードを載せる方法もあります。ただ、入り口をあちこちに増やすのは慣れてからで大丈夫です。
ホームページがまだ、という方は、順番としてはそちらが先です。理由は結婚相談所の開業、ITの優先順位はこう考えるで紹介しています。
自動応答は、何から設定すればいい?
あいさつの一通と、よくある質問への返事。この二つから始めましょう。
あいさつメッセージは、友だち追加をしてくれた方に自動で届く最初の一通です。「追加ありがとうございます。ご質問があれば、このまま送ってください」と一言添えておくだけで、相手は次の行動に移りやすくなります。
よくある質問への返事は、まず三つ用意すれば十分です。料金のこと。活動の流れのこと。無料相談や面談の申し込み方。この三つが自動で返るようにしておくと、手が離せない時間帯の一次対応を、しくみが引き受けてくれます。
本業のあいだや夜の遅い時間にメッセージが届いても、最初の返事はもう済んでいる。あなたは手が空いたときに、落ち着いて続きを返すだけです。
一人で回している相談所でも、続けられる?
続けられます。配信を毎週がんばる必要はないからです。
公式アカウントというと、こまめなお知らせ配信を思い浮かべる方もいるかもしれません。でも、受け皿として使うなら、配信は無理にしなくて大丈夫です。入り口と自動応答さえ整っていれば、公式アカウントは静かに仕事をしてくれます。
会員さんが増えると、日程調整や面談の記録にまで手が回らなくなってきます。そうなったら、LINEの外側のしくみ化を考える段階です。何ができるかは結婚相談所のシステム開発とは?運営者向けに解説で紹介しています。
LINE公式アカウントは、大きな設備ではなく、小さな受付窓口です。まずは無料で開設して、ホームページに入り口をひとつ置くところから始めてみましょう。
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